スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漫画版発表後のEP3の不明点、今後の課題について

■碑文の謎読解と事件の継続 
「ベアトリーチェは碑文の謎が解かれたら、本当に犯行を止めるのか?」という命題について、考えた事をまとめてみたいと思います。

 まず、碑文の謎が実際に解かれるエピソードを見ていきます。
 EP3では、絵羽によって碑文の謎が解かれ、彼女はベアトリーチェの名前と黄金、当主の権利を継承します。その後、エヴァ・ベアトリーチェとなった存在によって犯行は続きます。
 これは、ゲーム終了条件と合致しない部分であり、それでもEP3において続いているという点において、プレイ中に考えたことを記録として残しておきます。

・碑文の謎を解いても、事件を続ける気なのではないか?
 ベアトリーチェの「妾は約束を守る」という赤字を信用する限り、この考えは取らない方向性で行きます。
 しかし、完全に否定されるような伏線、赤字は発見できないという事実もまた、あります。
 
漫画版EP8により、それ以前にもプレイヤー間であった仮説、ミステリー小説を書いているだけで、実際は連続殺人をするつもりはなかったというものは否定されました。これにより、安田紗代の主観で、現実で再現できない内容はボトルメールに書いていないことになり、創作だから、第九の晩以降は碑文殺人として行わないから創作として自由に魔法を披露していいということでも無いように思います。
 碑文の謎が解かれたら、然るべき裁きを受けるつもりだったようです。これにより、第九の晩を待てば殺人出来るという意味合いでも無いとは思います。

・碑文の謎を解いても、知ることが出来ないケースがあったのではないか?
 紗代は死んだふりをして待機しておりますが、譲治が客室にやってきたり、イレギュラーが起こります。碑文の謎を解いた、と自動的に知らせるような装置があるような具体的な伏線はなく、共犯者の連絡によるか紗代自身の目視でしか確認できないのか、この当たりに関しては状況的によく判りませんでした。
 EP7では、「ヤス」が碑文の謎を解いたあと、源次がすぐにやってくる、EP7のお茶会で親族たちが碑文の謎を解いた後、魔女ベアトリーチェがやってくる、という描写があります。これもどういう状況なのか、何か仕掛けがあるのか、場面転換の都合なのか、判りませんでした。

・そもそも碑文の謎を解いて居ないのではないか?
 絵羽が碑文の謎を解いたという描写は、戦人が確認していないため、幻想描写の可能性があります。ただ単に嘘という訳ではなく、絵羽は最後に生き残っており、「碑文の謎を解いたから自分一人だけ生き残った」と証言する可能性もあり、この状況をみた第三者もそういう解釈をする可能性がある、とEP4に記述がありました。
 この記述を最終的に根拠にして、この結論としましたが、他の確定した項目と設定が重なるため選ぶということも出来ず、決め手に掛けるままでした。
 その後、漫画版で「絵羽は共犯」という記述があり、碑文の謎に関しては補足がありませんでした。今後、他のメディアミックスで記事が追加される可能性はあります。

 なお、EP5では、古戸ヱリカによって碑文の謎が解かれて、ヱリカはその権利を一緒に解いた戦人に譲渡しました。この後も、ベアトリーチェの犯行は続きます。これは、ゲームマスターの違い(守るべきルールの違い)ということで、ここでは割愛します。
 同様に、、EP7のお茶会では、碑文の謎は親世代たちに解かれて、ベアトリーチェは碑文殺人を止めますが、その後、ふとしたことから親族同士の殺し合いに発展しました。これも、ベアトリーチェが行っていないということで割愛します。

■南條殺し
 ここは、譲治と語らう紗音、朱志香を助ける嘉音、戦人に認められる魔女として生き様を魅せつけて死ぬベアトリーチェと、物語部分とも響き合う部分です。赤字の絶対性を示した後に穴をすり抜けるというゲームとしてのギミックと、EP6にも続く名称トリックと、自分でも自信を持って回答を出していました。
 しかし 紗音は死亡している は肉体としての意味で無ければ意味が無い、とする意見も多かったです。
 漫画版EP8を受け、この部分に関する記述は名称トリックとして受け取っていいと個人的には判断しております。

 金蔵は死亡している
 蔵臼は死亡している
 夏妃は死亡している
 秀吉は死亡している
 譲治は死亡している
 留弗夫は死亡している
 霧江は死亡している
 楼座は死亡している
 真里亞は死亡している
 源次は死亡している
 紗音は死亡している
 嘉音は死亡している
 郷田は死亡している
 熊沢は死亡している
 南條は死亡している
 以上、15人は死亡
 ※ここはCS版、小説版では赤字ではないそうです。

http://umineco.info/?cmd=read&page=赤文字その他(第三話)&word=赤文字

 この部分も、今後のメディアミックスで変わる可能性はありますが、本質的にはどちらであっても抵触していないと考えます。

 漫画版EP8で南條殺害時以前に金蔵・蔵臼・夏妃・秀吉・留弗夫・霧江・楼座・真里亞・譲治・郷田・熊沢・源次・紗音・嘉音は死亡している という赤字が追加されましたが、これもEP4のラストに対する返答として受け取ります。

 以上、今後メディアミックスによる追加の赤字、解答が行われる可能性として、今後の課題として記録を残しておきます。
スポンサーサイト

偽書作家テスト EP3 漫画公開後版

 漫画版公開に伴い、もう少し判りやすい形で全体の記事を整理させていただきます。

1.碑文の謎の答えは?
 EP7で示された通り。

2.【連鎖密室・六人殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は紗音。あらかじめ共犯にしておいた使用人たちに、狂言として死体を演じる事を頼み、結果的に本当に殺した。金蔵については、EP4で示されたとおり、ゲーム開始時に死亡している。
 紗音と嘉音は同一肉体であるため、最初嘉音として検死をされた後、施錠し客室に移動。紗音として検死を受ける。南條は共犯のため、彼の検死は虚偽のものである。

3.【薔薇庭園・楼座&真里亞殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は絵羽。方法は楼座はウィンチェスターライフルで射殺、その後柵に刺す。真里亞は絞殺。秀吉が証言するアリバイは絵羽と共犯のため口裏合わせ。

4.【玄関ホール・留弗夫&霧江&秀吉殺し】の犯人と方法は?
 実際は食料を取りに行った訳ではなく、絵羽が楼座、真里亞を殺したのが絵羽であることに感づいた霧江が、嘘の証言をした秀吉を共犯と仮定し話を聞くため。口論の末、戦闘に発展し、相打ちしてしまう。

5.譲治がゲストハウスから屋敷へ行った方法は?
 南條が窓を開け、譲治を外へ出し、内部施錠した。紗音の計画は狂言殺人ではなく、本物の殺人計画だと
 譲治はベアトリーチェと会話し、紗音とひとときでも会話をかわす事を願う。鎧戸が開き、譲治とベアトリーチェが外に出る。鎧戸は内部からなら簡単に閉められる。音もない。

6.【ゲストハウス・蔵臼&夏妃殺し】の犯人と方法とは?
 絵羽と南條。ロープで作中で示された通りに絞殺して、それぞれの場所に杭を打つ。
 南條は前述のとおり、紗代が狂言でなく本気で殺人事件を始めた事に気がついている。そのため、絵羽に九羽鳥庵へ行き爆発をのがれ、生存をする提案をする。

7.客間の扉に「07151129」を書いた人物と数字の意味は?
 紗代が絵羽にこの番号を伝えた。
 絵羽はこの文字や魔法陣を見た時は取り乱しているのにもかかわらず、この情報をメモするときは極めて冷静。
本ブログでは絵羽と紗音=紗代が共犯であるという説をとっているので、二人の間で連絡をとりあう可能性も充分にあり、不自然にならない。この案を採用する。

 TIPSにより、「07151129。黄金郷の扉を開く鍵」とある。
黄金郷が黄金であり、大金を得るための鍵、つまりナンバーキーや暗証番号であるとこの時点では推測出来る。

 つまり、赤字の紗音は死亡しているは、紗音はこの後の物語では駒として使われないが、実は生きていて、まだ客間に潜んでいるということである。
赤字の抜け方は「赤き真実では文字でしか語っていない。紗音には紗代という名前がある。紗音は死んだが紗代は生きている」と言った所。
 EP4で「複数の名前をもつ人物は存在しない」という復唱要求に答えられないことからも、これは伺える。
複数の名前を持っている人物はEP3までの時点だと紗音しかいない。内訳は使用人としての名前の「紗音」と、EP2で語られた本名の「紗代」である。疾患としての多重人格ではなく、赤き真実と複数の名前による叙述トリック、名称トリックである。


8.【客間・譲治殺し】の犯人と方法とは?
 紗代が射殺。
紗音に会えると期待した譲治。彼女は当然、紗代として生きていて、これからの殺人や演出を行うために客室に待機している。
 譲治が様々な説得を試みるも、結局、紗代に殺されてしまう。殺害方法はウィンチェスターで射殺。
ただ、譲治はこの時点で犯行の計画の概要にもおおかた気がついているし、その動機にも感づいていると思われる。(黄金夢想曲のベアト・譲治ペアのシナリオにも、この部分は描かれる)

9.【使用人室・南條殺し】の犯人と方法は?
 紗代が射殺した。使用人室からでてくる南條を廊下から、あるいは近くに隠れて攻撃するだけ。

 絵羽が碑文の謎を解いたという描写は、戦人が確認していないため、幻想描写の可能性がある。
ただ単に嘘という訳ではなく、絵羽は最後に生き残っており、「碑文の謎を解いたから自分一人だけ生き残った」と証言する可能性もあるし、この状況をみた第三者もそういう解釈をする可能性がある。

 本ブログではこの説を採用する。碑文の謎が解かれたにも関わらず、殺人が行われているという事については、まだまだ検証の余地があり、現段階での仮設である。別で記事で今後、新情報が出た場合について、参考になる記事をまとめておく。

 別方向から、南條という駒について考えてみたい。
南條が九羽鳥庵の位置を知ってる事、絵羽にその情報を伝えた事は前述の通りであり、紗代もこの情報を知っている可能性は高い。
つまり、紗代としては、南條をこのまま生かしておけば、爆発事故を逃れ、魔法説を否定する数々の証言をする可能性があるため、この場面で確実に殺しておきたい相手。

 紗代はその後カーテンに隠れ、絵羽に射殺される。
絵羽にとって、彼女は譲治を殺した相手であり、これからも殺人を続ける気が充分にあるとすれば、ここで殺しておくのは妥当。暗証番号も聞いたとあっては、ますます用事はない。
幻想描写のエヴァ・ベアトリーチェとベアトリーチェの対決と「あいつは心臓だけになっても生きている」のくだりは、紗代が絵羽に南條から聞いた爆弾について、解除方法を教えなかった事の示唆。

 その後は朱志香は失明したまま部屋にとどまり、戦人は朱志香と同じく絵羽を犯人だと言い出したため、彼女に殺されてしまう。

10.EP3のゲーム盤の真相は?
 今回の共犯者は絵羽・秀吉。
 絵羽は実際は碑文の謎を解いたと言っているが、実際には解いていない。しかし、爆発事故を逃れたため、絵羽がそう嘘をつく事は充分に考えられる。
 前半の少女時代の夢は、紗音からカネよりも当主の権利を共犯者の条件にしている事の伏線。

 留弗夫・霧江は共犯ではなく、霧江が親族会議で積極的に発言している事、EP1のときと違って留弗夫の会社の経営不振を知っている事は、カネが欲しいため、いつも以上に緊張感を持っており、違和感に気がつきやすく、行動に起こしやすい事の伏線。おそらくこれが、「必ず引っかかります。頭のいいヤツほど、むしろ」の内容であると推測。

 途中、紗音が狂言でなく本当に殺人事件を起こした南條と絵羽は生き残るために、紗音を裏切り共犯関係を結ぶ。
 譲治を殺したことも大きな要因となり、紗音を殺してしまう絵羽。続いて、自分を犯人と言い出した朱志香と戦人も口止めと九羽鳥庵に行った時の反乱要素排除のため、それぞれ失明、殺害する。

 EP7の描写を見る限り、碑文の謎を解いたらすぐ判るような仕組みがあると思われる。そして、今回は他のEPでも共犯となる使用人の駒の多くを最初に切ってしまう事からも、碑文の謎を解いたら真犯人一人でも判る仕組みがないと、計画として成り立たない。
「07151129」については不自然極まり無い状況であるが、絵羽がこの数字をメモしているため、ベアトリーチェ(紗代)がこの段階で口座番号を伝えたとする。

 碑文殺人の13人の生け贄から逃れ、最後まで生き残った共犯者であることで、EP2の楼座とEP3の絵羽は似たような状況だと言えるが、楼座は共犯者の使用人から必要な情報を聞けなかったことで生き残れず、絵羽は南條から爆発事故を逃れる案を聞けていたため生還できた。

EP3補足 絵羽の心情とその後について

■絵羽の心情

ブログの読者の方から、EP3での自分の家族を殺害された際の絵羽の心情に共感出来ないという感想を頂いたので、出来るだけ考えてみたい。

第二の晩
 まず、楼座と真里亞の殺害だが、この時点で絵羽に充分に殺意が有った訳ではなく、交渉に行ったのかもしれない。
「こういう事情で紗音に協力しなくてはならない。死んだふりをしてくれないか。南條先生が検死をする事になると思うので、口裏を合わせておけば問題ない」ところが口論から殺人に発展してしまい、一緒にいた真里亞も殺してしまい、第二の晩ということに結果的になる。
 漫画版の絵羽は楼座、真里亞の検死時に予想外の事態に半ば錯乱した表情であり、戦人もそれを見ている。

第四の晩、第五の晩、第六の晩
 続いて、屋敷のホールで留弗夫、霧江、秀吉が死亡する。
 絵羽はこのときホールでの出来事を知らず、EP3の記事にもあったように南條と共犯関係を結んでいる最中である。
 なかば現実とは思えなかった殺人計画であるが、本当に起こっており、使用人も死んだふりでなく本当に死んでいる。
 ここで爆発事故や九羽鳥庵への相談などを行い、共犯成立の証として同時に蔵臼と夏妃の殺害を行う訳だが、ここで自分と南條だけでなく、できるだけ多くの人間を生きたままそれぞれの家に返したいと考えていたのかもしれない。
 絵羽は自己顕示欲が強い人間だと描写されるが、同時に家族愛の強い人間だとも描写されており、特に少女時代と結婚してからでは、その性格は人が変わったようにも感じ取れる。決して、自分や自分の家族だけ助かればいいとは考えないはずである。
 そして、他のEPではよく登場した魔女の手紙もEP3では真里亞が夕飯の時に読み上げたもの以外は登場しないことからも、共犯関係はこの時点で解除する気持ちが絵羽にあったことは間違いない。

第九の晩以降(譲治の死)
 しかし、同時に紗音に対してこの時点でどのような対処を取るかは想像の域を超える情報はない。
 絵羽が扉にかかれた数字をメモしていることから、絵羽が紗音に共犯関係の解除を申し立て、紗音がそれを受理したと当ブログでは推測する。
 夫が死んでいるにも関わらず、カネがやはり必要だった事は事実であること、殺人を犯してしまった事を隠したい気持ちもあったと取れる。

 譲治を死体を見た絵羽は、南條のから聞いた情報から推測して紗代が譲治を殺したと人目でわかったはずである。
 そのあとすぐ、朱志香から「お前が犯人だ」と喧嘩を吹っかけられ、口論の結果、暴発し失明させてしまう。
この状況にも関わらず、朱志香を振り切らないで対応した事、それは現実を受け入れられなかったから。暴発し、楼座のときのように結果的に暴力を行使してしまったこと、そして子供にそれを糾弾され、絵羽の精神の善意の部分は相当のダメージを受けたと思われる。
 推測であるが、仮にここで譲治がなにより大切だとしたら、怒りのあまり息子を殺して死んだふりを続けている人間に対して、朱志香に犯人呼ばわりされても、共犯者だと戦人たちに知られてしまっても、死んだふりをしている紗音こと紗代に食ってかかったはずである。それをしなかったということと、家族が殺されたのは堪え難い悲しみであっても、やっぱりカネは必要だったということを絵羽の心理の結論としたい。

 朱志香と口論により、失明させてしまった絵羽は部屋を退出するが、これは一端頭を冷やして、朱志香と戦人への対応の仕方を考えるため。
 しかし、移動した所でべつの部屋で紗代が南條を殺害した。聴こえた銃声から、戦人に犯人だと再度糾弾された絵羽は、最終的には口封じのため戦人を殺害してしまう。
 その後は朱志香を殺害し、紗代に事情を問いつめるも、爆弾の解除方法はわからず、紗代はおそらくここに残ると言い残して、絵羽と別れたと思われる。そして、絵羽は南條に聞いていたルートから九羽鳥庵に至り、爆発事故を逃れ、生還する。

時系列的には
・紗代、譲治殺害(客室)
 ↓
・絵羽、数字をメモ(客室前)
 ↓
・絵羽、譲治の死を確認(客室)
 ↓
・絵羽、錯乱。朱志香と口論の後発砲(客室)
 ↓
・朱志香失明。南條に手当をされた後、客室に移動
 ↓
・紗代、南條殺害(客室以外。推測では廊下)
 ↓
・絵羽、戦人殺害(客室以外の部屋)
 ↓
・絵羽、紗代と口論。紗代は譲治殺害を認める。爆弾の解除方法を教えない(どこでもOK)
 ↓
・絵羽、紗代殺害(どこでもOK)


■絵羽のその後について

 九羽鳥庵に至って爆発事故を逃れた絵羽。
 EP4で語られた98年世界の情報と、EP4での情報などを照らし合わせてみたい。

 EP3では「生還者はただ一人、右代宮絵羽」とある。
ここからはEP4の考察になるのだが、EP3の考察にもEP4の「六軒島爆発事故を逃れた絵羽は、九羽鳥庵で発見された」とあり、この情報を元にいくつかの考察を行っている。どれだけの情報を結びつけて考えていいのか真偽が定かではないが、結びつける事が出来るという前提のもと、考察をする。

 結びつきそうな情報を列挙する。
・98年世界で、86年の六軒島の出来事は爆発事故とされており、絵羽はただ一人の生還者である。
・98年世界で、絵羽は九羽鳥庵で発見されたとされている。
・98年世界で、九羽鳥庵は右代宮本邸から2km離れている。絵羽はそこでただ一人発見された。
・98年世界で、唯一生還した絵羽に隠し黄金を含む右代宮家のほぼ全財産が舞い込んだ。絵羽はその財産を使って手段を選ばず利殖を繰り返した。
・98年世界で、小此木の推測。「金蔵は蔵臼よりも勤勉で優秀な絵羽に自分の家督を継がせたいという意志があり、蔵臼を越えて絵羽に家督を継がせたいという建前を探していた。そこで碑文の謎を作り、謎を解いた者に家督を与えるというルールを作った。そして、本当に家督を継がせたい者を隠し屋敷の九羽鳥庵に呼び出し謎の答えを与えた」
・EP4のゲーム盤にて、九羽鳥庵には地下室があり、その地下室は地下道が有る。その地下道は右代宮本邸の近くに出る見立て井戸に続いている。
・EP4のゲーム盤にて、九羽鳥庵の地下道についての南條の台詞「普段は別の場所から階段で上がれるのです、鍵さえ開けば…」

 おそらく、98年世界とEP3のラストは絵羽生還部分の情報のみ共通している。
まず、絵羽が生き残った理由については、当ブログでは碑文の謎を解いたからとはしていない。
偶然、爆弾の事を知り、偶然九羽鳥庵への道を知ったからである。しかし、小此木が語っているように、そのニュース等を見た人物が絵羽が碑文の謎を解いたから生き残ったと解釈してもおかしくない。98年、EP3において、絵羽が碑文の謎を解いたという証拠は無いのである。
そして、98年世界の情報から黄金を含む全財産を得たとあるが、EP3の情報をベースに考えると、黄金は爆発で吹き飛んでしまったと思われるので、EP3、EP7の情報を統合すると、キャッシュカードに入っていた10億のみということになる。こちらも真相は定かではない。
南條の言う九羽鳥庵の地下道から続いている部屋が黄金部屋である可能性がある。EP3とEP4の情報を統括すると、黄金部屋は地下に有り、地下道があり、その道が九羽鳥庵に続いている可能性がある。

偽書作家テスト EP3 完成版

 前回、EP3の記事を途中までアップしたが、不整合な部分が多かったため、新しく記事をアップし直す事になった。
 前回の記事も多くの人に読んでもらう事が出来たので、途中の思考としてそのままにしておく事にする。
 連鎖密室ように、説を仮定し、その説を否定して行く様子を垣間みていただければ幸いである。
 
 不採用案については、必ずしも読む必要は無いので、面倒だったら次の項目まで飛ばして読んでも構わない。

 項目10.に真相ということで概要が書かれているので、全体像をつかんでから読みたい場合はそちらをお勧めする。

1.碑文の謎の答えは?
 EP7で示された通り。

2.【連鎖密室・六人殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は紗音。
あらかじめ共犯にしておいた使用人たちに、狂言として死体を演じる事を頼み、結果的に本当に殺した。
源次、熊沢、郷田についてはこの理屈である。しかし、源次に関してはすべてを理解した上で納得している。
薔薇庭園でのワルギリアとベアトリーチェの対決は、熊沢が本当に殺される事に気がついたのかもしれない。

 金蔵については、EP4で示されたとおり、ゲーム開始時に死亡している。

 紗音と嘉音については、紗音と嘉音を操作している人物(ヤス。EP4までの情報では、紗音の本名の紗代)がこの二人の登場人物を以後のゲーム盤で使わないと宣言したため。
以下、ゲーム盤上にはベアトリーチェとしてのみ顕現出来る。
チェスというより将棋のようなニュアンスだが、紗音が死亡した後、検死を逃れ行動する様子は、紗音がベアトリーチェに成ると表現する事ができる。歩がと金に成るのに似ている。

 うみねこにおいて、信じていいとされる情報は、探偵戦人による目視(EP5の探偵の前に偽の手がかりを出せないという記述、EP1からEP4までの戦人は探偵だと言う記述による)と赤き真実による宣言。
ここで注目したいのは、目視は視覚情報であり、赤き真実は文字情報であるという点である。
そのため、戦人が目視した場合、どう見ても死んでいる場合は死亡していると取る事とする。
具体的には、目が見開いている、首が確実にしまっている、身体を弾丸に貫かれているなど。
赤き真実の場合は、一人の人物が複数の名前を持っている場合、その人物が今度死体として、もしくは発見されないが登場出来ないという論法が通る。

 つまり、赤字の紗音は死亡しているは、紗音はこの後の物語では駒として使われないが、実は生きていて、まだ客間に潜んでいるということである。
赤字の抜け方は「赤き真実では文字でしか語っていない。紗音には紗代という名前がある。紗音は死んだが紗代は生きている」と言った所。
 EP4で「複数の名前をもつ人物は存在しない」という復唱要求に答えられないことからも、これは伺える。
複数の名前を持っている人物はEP3までの時点だと紗音しかいない。内訳は使用人としての名前の「紗音」と、EP2で語られた本名の「紗代」である。疾患としての多重人格ではなく、赤き真実と複数の名前による叙述トリック、名称トリックである。

3.【薔薇庭園・楼座&真里亞殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は絵羽。もともと共犯だったための殺人である。
方法は楼座はウィンチェスターライフルで射殺、その後柵に刺す。真里亞は絞殺。
秀吉が証言するアリバイは絵羽と共犯のため口裏合わせ。

4.【玄関ホール・留弗夫&霧江&秀吉殺し】の犯人と方法は?
 実際は食料を取りに行った訳ではなく、絵羽が楼座、真里亞を殺したのが絵羽であることに感づいた霧江が、
嘘の証言をした秀吉を共犯と仮定し話を聞くため。口論の末、戦闘に発展し、相打ちしてしまう。

※不採用案

 共犯システムで、今回は留弗夫・霧江夫妻を選んだと仮定した場合のロジックを考えたが、碑文の謎を絵羽が解いた前提で考えると不都合な点が多く、不採用とした。
 絵羽と留弗夫・霧江の両方が共犯ということでも良いが、双方に知られないように殺人を行うのはリスクが大きいため、こちらの観点からも不採用とする。

5.譲治がゲストハウスから屋敷へ行った方法は?
 譲治はベアトリーチェと会話し、紗音とひとときでも会話をかわす事を願う。鎧戸が開き、譲治とベアトリーチェが外に出る。鎧戸は内部からなら簡単に閉められる。音もない。

 このシーンで会話しているのは南條と譲治である。
ベアトリーチェの姿なのは、システム共犯者の擬人化。紗代の計画に気がついたため。
狂言だ、虚偽の検死をしてくれと頼まれていたのに、本当に死んでいた。このことが原因で、紗代の計画に気がつき、次に狙われるのは自分だということを考えたため、南條自身はなるべく孤立せずに行動しようとする。

 譲治に話したのは、婚約者である譲治なら説得出来ると思ったため。
そして、絵羽が殺人始めたことも気がついている。このまま続けていては、さらなる犠牲者が増える。
このことも説得の材料になっていたと思われる。南條が窓を開け、譲治を外へ出し、内部施錠した。

 譲治の立場から考えれば、これはまさに「死んでいたはずの紗音に会える」願ってもいない状況であり、文中の描写と一致する。

 第九の晩に魔女は蘇りの件より、第九の晩が完遂しないとベアトリーチェは復活出来ないかという議論が出た。
検証の結果、EP1では第一の晩の検死を逃れた後、紗音こと紗代は殺人をはじめとする行動を行っている事から、
それには縛られないとする。

※不採用案
 紗代が窓を開け、譲治を外へ出し、内部施錠した。その場合、彼女自身はそのまま部屋に潜んでいる。

6.【ゲストハウス・蔵臼&夏妃殺し】の犯人と方法とは?
 絵羽と南條。ロープで作中で示された通りに絞殺して、それぞれの場所に杭を打つ。

 南條は前述のとおり、紗代が狂言でなく本気で殺人事件を始めた事に気がついている。
そのため、絵羽に九羽鳥庵へ行き爆発をのがれ、生存をする提案をする。

 EP3のエピローグで六軒島の爆発事故から一人生き残った絵羽は九羽鳥庵で発見されたとされている。
それは、この時点で南條から九羽鳥庵に行けば爆発を逃れる事を聞いたから、とする。
絵羽の立場からすればこの時点でその話をされても眉唾であり、信頼に値する情報ととるかは疑問。
また、現状、絵羽しか殺人を行っていないので、共犯成立のためここで同時に殺人を犯す。

 以下、どうして南條が九羽鳥庵に行けば爆発事故を逃れることができたかを説明する。
EP3の九羽鳥庵のベアトリーチェは金蔵の愛人のベアトリーチェの娘であり、彼女は生まれてから一度もこの屋敷を出ていないと証言している。南條は金蔵の主治医であるが、金蔵とは親友であり、信頼関係を築いているという描写もあるので、南條は九羽鳥庵のベアトリーチェの主治医であった可能性も高く、九羽鳥庵について知っている可能性も高い。

 爆発事故は実際に起こり、六軒島の全ての物は吹き飛んでしまった。にも関わらず九羽鳥庵で発見されたということは、九羽鳥庵に爆発を逃れられる場所Xが存在したと推測出来る。

 EP7、「我らの告白」により、地下貴賓室と九羽鳥庵はつながっているという記述があった。
以上から総合して、絵羽は九羽鳥庵から地下貴賓室に行き、爆発を逃れたと推測する。
同時に、これは碑文の謎を解かなくても命と黄金の両方を手にしたと言える。


※不採用案
同時に殺すということにこだわらなければ、絵羽、南條単体でもロジック構成可能。

7.客間の扉に「07151129」を書いた人物と数字の意味は?

 書く事が出来るのは、紗代もしくは、霧江、留弗夫、秀吉のだれかである。動機になりそうなことを考えながら、さらに事態を絞って行く。

・紗代が絵羽にこの番号を伝えた?
 絵羽はこの文字や魔法陣を見た時は取り乱しているのにもかかわらず、この情報をメモするときは極めて冷静。
本ブログでは絵羽と紗音=紗代が共犯であるという説をとっているので、二人の間で連絡をとりあう可能性も充分にあり、不自然にならない。この案を採用する。

 TIPSにより、「07151129。黄金郷の扉を開く鍵」とある。
黄金郷が黄金であり、大金を得るための鍵、つまりナンバーキーや暗証番号であるとこの時点では推測出来る。

 EP7により、紗音=紗代=ベアトリーチェ換金した通帳の暗証番号
7月15日は戦人の誕生日。11月29日は紗代が碑文の謎を解いた日(ベアトリーチェの誕生日)であると判明した。

※不採用案

・譲治経由で伝えたかったけど、死んだため壁に書いた?
 可能性としては考えられるが、譲治の死について考察した結果、こちらは不採用とする。
譲治が共犯であった場合には充分考えられるといえる。

・書くだけなら、霧江、留弗夫、秀吉のだれかでも可能?
 紗代が彼らの誰かに書かせてから殺す、ということも出来そうではある。
ただ、共犯であり、あらかじめ伝えていないと難しいので、不採用とした。「つい、最近記された」ということなのでその観点からもこの3人は該当しない。
 霧江に関しては、赤字の霧江は何も書き残していない!があるので除外する。


8.【客間・譲治殺し】の犯人と方法とは?
 紗代が射殺。
紗音に会えると期待した譲治。彼女は当然、紗代として生きていて、これからの殺人や演出を行うために客室に待機している。
 譲治が様々な説得を試みるも、結局、紗代に殺されてしまう。殺害方法はウィンチェスターで射殺。
ただ、譲治はこの時点で犯行の計画の概要にもおおかた気がついているし、その動機にも感づいていると思われる。(黄金夢想曲のベアト・譲治ペアのシナリオにも、この部分は描かれる)

 これを紗代視点で見てみる。
部屋に待機する紗代は、譲治がやってくるのを確認し、中に入れる。
どんな話をしたのか、どんな説得をうけ、どのタイミングで殺したかということは想像する事しか出来ないが、
結論としては、劇中に示される人物の死亡した順番で心ので優先順位をつけたと言う事しか言えない。
彼女の中にあるであろう様々な意思のなかの優先順位の説明でもあると言える。


紗音として、譲治の愛を確認し、自身の愛した日々を思い出す
(紗音は譲治への愛の役割を持っている)

ベアトリーチェとして、戦人を愛する気持ちを捨てる
(ベアトリーチェは、戦人への恋心を構成要素に持っている)

魔女エヴァ・ベアトリーチェして、二人を殺す。
(エヴァ・ベアトリーチェは犯人の擬人化)
時間をまたいで、南條のくだりが終わったに、結果的に紗代が絵羽に殺されるという解釈もできる。

そしてベアトリーチェの心臓(爆弾)は残り、こちらはEP4で出題される事になる。


 煉獄の七姉妹はウィンチェスターで殺害後、杭を打つ。
シエスタ隊は発砲して、それで終わりと言う事だとここでは解釈する。
この時点では碑文の見立て殺人は全て終わっているので、本来なら殺人の必要はない。
それでもなぜ、紗代が殺人をするのかということだが、ここでは明確に○○だから、ということではなく、あくまで彼女の優先順位がそうであったとしたい。


※不採用案
 譲治の自殺。紗代の話がショックだったため。
絵羽、南條、朱志香については、戦人と一緒に居てアリバイがあるため不可能。
もしくは紗代が譲治をゲストハウス二階で殺して、そのまま客間に移動した。(こちらは本ブログでは前項の兼ね合いにより採用できない)

赤字譲治は死亡しているにより、死亡確定(ただし、目が見開いている、胸が赤く染まっているの状況説明により、仮死状態は否定出来ない)

9.【使用人室・南條殺し】の犯人と方法は?
 紗代が射殺した。
使用人室からでてくる南條を廊下から、あるいは近くに隠れて攻撃するだけ。

 魔女は碑文の謎を解くものが現れたら殺人を止めるというこのルールがここでも論点になる。
碑文の謎が解かれたにも関わらず、殺人が行われているという事は、どういうことなのか考えてみる。

・絵羽は碑文の謎を解いていない
 絵羽が碑文の謎を解いたという描写は、戦人が確認していないため、幻想描写の可能性がある。
ただ単に嘘という訳ではなく、絵羽は最後に生き残っており、「碑文の謎を解いたから自分一人だけ生き残った」と証言する可能性もあるし、この状況をみた第三者もそういう解釈をする可能性がある。

 本ブログではこの説を採用する。

 別方向から、南條という駒について考えてみたい。
南條が九羽鳥庵の位置を知ってる事、絵羽にその情報を伝えた事は前述の通りであり、紗代もこの情報を知っている可能性は高い。
つまり、紗代としては、南條をこのまま生かしておけば、爆発事故を逃れ、魔法説を否定する数々の証言をする可能性があるため、この場面で確実に殺しておきたい相手。

 紗代はその後カーテンに隠れ、絵羽に射殺される。
絵羽にとって、彼女は譲治を殺した相手であり、これからも殺人を続ける気が充分にあるとすれば、ここで殺しておくのは妥当。暗証番号も聞いたとあっては、ますます用事はない。
幻想描写のエヴァ・ベアトリーチェとベアトリーチェの対決と「あいつは心臓だけになっても生きている」のくだりは、紗代が絵羽に南條から聞いた爆弾について、解除方法を教えなかった事の示唆。

 その後は朱志香は失明したまま部屋にとどまり、戦人は朱志香と同じく絵羽を犯人だと言い出したため、彼女に殺されてしまう。


※不採用案

南條殺しについて

・紗代以外の人物が殺人を行っている
 赤字に抵触してしまうため不可能である。EP4で戦人が語っているように、死亡宣言の誤差などを使えば説明可能。

・紗音=紗代が絵羽が碑文の謎を解いた事を知らない
 第一の晩で使用人のほとんど死んでしまう。人の連絡などにより紗音=紗代が知る事になっているなら、共犯者の少ない状況では、そのこと自体を知る事が出来ないのではないか…と仮説を立てたが、使用人を最初に殺したのは紗音=紗代自身であり、そもそも計画が成り立たない。
 EP7の描写を見ても、碑文の謎を解いた人物がいたら、すぐに源次が下に降りて来た事からも、すぐにわかる方法がありそうである。

紗代のその後について

・絵羽に射殺されず、そのまま紗音として死んだふりを続けることも可能。
 譲治を殺したのは紗代であり、絵羽に恨みをもたれる事からもここでは不採用とした。


10.EP3のゲーム盤の真相は?
 今回の共犯者は絵羽・秀吉。
 絵羽は実際は碑文の謎を解いたと言っているが、実際には解いていない。しかし、爆発事故を逃れたため、絵羽がそう嘘をつく事は充分に考えられる。
 前半の少女時代の夢は、紗音からカネよりも当主の権利を共犯者の条件にしている事の伏線。

 留弗夫・霧江は共犯ではなく、霧江が親族会議で積極的に発言している事、EP1のときと違って留弗夫の会社の経営不振を知っている事は、カネが欲しいため、いつも以上に緊張感を持っており、違和感に気がつきやすく、行動に起こしやすい事の伏線。おそらくこれが、「必ず引っかかります。頭のいいヤツほど、むしろ」の内容であると推測。

 途中、紗音が狂言でなく本当に殺人事件を起こした南條と絵羽は生き残るために、紗音を裏切り共犯関係を結ぶ。
 譲治を殺したことも大きな要因となり、紗音を殺してしまう絵羽。続いて、自分を犯人と言い出した朱志香と戦人も口止めと九羽鳥庵に行った時の反乱要素排除のため、それぞれ失明、殺害する。

 EP7の描写を見る限り、碑文の謎を解いたらすぐ判るような仕組みがあると思われる。そして、今回は他のEPでも共犯となる使用人の駒の多くを最初に切ってしまう事からも、碑文の謎を解いたら真犯人一人でも判る仕組みがないと、計画として成り立たない。
「07151129」については不自然極まり無い状況であるが、絵羽がこの数字をメモしているため、ベアトリーチェ(紗代)がこの段階で口座番号を伝えたとする。

 碑文殺人の13人の生け贄から逃れ、最後まで生き残った共犯者であることで、EP2の楼座とEP3の絵羽は似たような状況だと言えるが、楼座は共犯者の使用人から必要な情報を聞けなかったことで生き残れず、絵羽は南條から爆発事故を逃れる案を聞けていたため生還できた。

偽書作家テストEP3 -1

1.碑文の謎の答えは?
 EP7で示された通り。

2.【連鎖密室・六人殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は紗音。あらかじめ共犯にしておいた使用人たちに、狂言として死体を演じる事を頼み、結果的に本当に殺した。源次、熊沢、郷田についてはこの理屈である。しかし、源次に関してはすべてを理解した上で納得している。薔薇庭園でのワルギリアとベアトリーチェの対決は、熊沢が本当に殺される事に気がついたのかもしれない。
 金蔵については、EP4で示されたとおり、ゲーム開始時に死亡している。

 紗音と嘉音については、紗音と嘉音を操作している人物(ヤス。EP4までの情報では、紗音の本名の紗代)がこの二人の登場人物を以後のゲーム盤で使わないと宣言したため。以下、ゲーム盤上にはベアトリーチェとしてのみ顕現出来る。
チェスというより将棋のようなニュアンスだが、紗音が死亡した後、検死を逃れ行動する様子は、紗音がベアトリーチェに成ると表現する事ができる。歩がと金に成るのに似ている。

 うみねこにおいて検死で一番確実なのは、探偵戦人による目視である。(EP5の探偵は誤認をしない、EP1からEP4までの戦人は探偵だと言う記述による)次いで、確実とされるのは赤き真実による宣言。ここで注目したいのは、目視は視覚情報であり、赤き真実は文字情報であるという点である。そのため、戦人が目視した場合、どう見ても死んでいる場合は死亡していると取る事とする。
 赤き真実の場合は、一人の人物が複数の名前を持っている場合、その人物が今度死体として、もしくは発見されないが登場出来ないという論法が通る。

 つまり、赤字の【紗音は死亡している】は、紗音はこの後の物語では駒として使われないが、実は生きていて、まだ客間に潜んでいるということである。赤字の抜け方は「赤き真実では文字でしか語っていない。紗音には紗代という名前がある。紗音は死んだが紗代は生きている」と言った所。EP4で「複数の名前をもつ人物は存在しない」という復唱要求に答えられないことからも、これは伺える。

3.【薔薇庭園・楼座&真里亞殺し】の犯人と方法とは?
 犯人は絵羽。黄金発見後の口論で勢いで楼座を殺害してしまい、口封じのために真里亞も殺してしまう。方法は楼座は柵に刺し、真里亞は絞殺。ベアトリーチェの赤字をそのまま採用する。秀吉が証言するアリバイは絵羽と共犯のため口裏合わせ。

4.【玄関ホール・留弗夫&霧江&秀吉殺し】の犯人と方法は?
 実際は食料を取りに行った訳ではなく、絵羽が楼座、真里亞を殺したのが絵羽であることに感づいた霧江が、嘘の証言をした秀吉を共犯と仮定し話を聞くため。口論の末、戦闘に発展し、相打ちしてしまう。

 元々の紗代が想定していたシナリオを考える。まず、毎回の共犯システム。今回は留弗夫、霧江夫妻を選んだと仮定。根拠としては、EP1でははっきりと「霧江は留弗夫の会社の経営不振を知らない」という描写があり、それを受けるように遺産の問題にもあまり積極的な発言がなかった。しかし、EP3の霧江は積極的に発言を行っている。
そして、EP1では絵羽、秀吉が共犯、EP2では楼座を共犯に選んでいるため、同じ共犯者は選ばないであろうという部分を根拠とする。(状況証拠としての証拠能力しかないが)

 そして、シナリオの部分。EP3の第一の晩では、使用人のほとんどが死亡しており、第二の晩で真里亞も死亡してしまう。魔女側のプレーヤーとしては、共犯者のほとんどの駒がとられているため、非常に不利な状況である。そして、第一の晩を逃れた親はライフルを手にしており、最大数にちかい数が人間側に配布されている。ここは、魔女側のプレイヤーだったら考えなくてはいけないことは、ライフルを数を出来るだけ減らさなくてはいけないということ。

 留弗夫、霧江を共犯にしているとして、指示を出す内容としては、「本家に親世代を何人か連れて来て、できるだけ殺して欲しい。本家にやってくる理由は任せる。死んだ振りをしている妾(紗代)もできるだけ援護する」といった内容であったと推測。撃ち合いをして、ただではすまないはずなので、できればここで留弗夫と霧江の両方、もしくはどちらかも殺しておきたい。



 この考えを、実際のEP3の内容と照らし合わせて考えてみる。留弗夫、霧江、秀吉の三人は本家に食料を取りに行く事になる。エヴァの提示した霧江は死の瞬間まで”食料を取りに行かない=屋敷に行かないという行動式を維持したわ!“ともここは響き合う。これは、本家に行く用事として、この理由が一番それらしかったので、そういう風に話を合わせたのだろう。屋敷に行くのは元々のシナリオと、秀吉に探りを入れるため。


霧江「えぇ、多分。私たちは待ち伏せされてる。……さっきまではその気配はなかったの。
…でも、たった今、感じられたわ。……たった今、私たちは、待ち伏せされた」
(うみねこのなく頃にEP3「ホールの死闘」より引用)

 この発言の意味を考えると「紗代は援護するって言っていたけど、実際は待ち伏せてわたしたちを殺すつもりなんじゃないだろうか」というような意味で解釈する。赤き真実により金蔵、源次、熊沢、郷田、紗音、嘉音の死亡宣言がされている。そのため、射撃を行っていたのは留弗夫、霧江、秀吉と紗代であるとする。

 紗代は銃撃戦に集中している三人を影から射撃して全員殺すつもりだった。霧江はもともと通達されていた内容と違うと感じつつも、三人は死亡してしまう。碑文の謎を絵羽が解いたという情報も、紗代はここで知ったはずである。エヴァ・ベアトリーチェがこの場面で殺人をしているのは、紗代がそのことを知っているためであり、実際は紗代であったとする。
 秀吉が「お前は人の気持ちがわかるヤツだったはずや」といった表現も、年下の人間が非人道的な行為を行っており、それが息子の婚約者であれば自分の娘も同然であり、このくだりも不自然にはならない。

 杭を差したのも紗代であるとする。


5.譲治がゲストハウスから屋敷へ行った方法は?
 譲治はベアトリーチェと会話し、紗音とひとときでも会話をかわす事を願う。鎧戸が開き、譲治とベアトリーチェが外に出る。鎧戸は内部からなら簡単に閉められる。音もない。

 このシーンで会話しているのは南條と譲治である。ベアトリーチェの姿なのは、システム共犯者の擬人化。紗代の計画に気がついたため。狂言だ、虚偽の検死をしてくれと頼まれていたのに、本当に死んでいた。このことが原因で、紗代の計画に気がつき、次に狙われるのは自分だということを考えたため、南條自身はなるべく孤立せずに行動しようとする。

 譲治に話したのは、婚約者である譲治なら説得出来ると思ったため。そして、絵羽が殺人始めたことも気がついている。このまま続けていては、さらなる犠牲者が増える。このことも説得の材料になっていたと思われる。南條が窓を開け、譲治を外へ出し、内部施錠した。

 譲治の立場から考えれば、これはまさに「死んでいたはずの紗音に会える」願ってもいない状況であり、文中の描写と一致する。

※不採用案
ベアトリーチェ(紗代)が窓を開け、譲治を外へ出し、内部施錠した。
その場合、彼女自身はそのまま部屋に潜んでいる。もしくは扉からでてマスターキーで施錠した。

EP4の赤字譲治はゲストハウスの階段を降りてはおらぬより、譲治が内部施錠した可能性は否定された。
同時に、ベアトリーチェ(紗代)がそのまま部屋に潜んでいる可能性も否定された。
外部へ通ずる窓も扉も全て内側より施錠されていたぞ。しかもそれらの施錠は全て、外側からは不可能

第九の晩に魔女は蘇りの件より、第九の晩が完遂しないとベアトリーチェは復活出来ないかという議論が出た。
検証の結果、EP1では第一の晩の検死を逃れた後、紗音こと紗代は殺人をはじめとする行動を行っている事から、
それには縛られないとする。
総合訪問者数
プロフィール

梅沢 菜摘

Author:梅沢 菜摘
ツイッターでの考察などをまとめてます。リンクは自由ですが、無断転載はご遠慮願います。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。