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紗音嘉音問題 出題編まとめ

嘉音の死などの謎について、あまり触れないで来た。まとめて回答するつもりではあったので、ここに回答を記す。

EP1 第五の晩
ボイラー室で、飛び回る杭と戦って嘉音は死亡。第一発見者は熊沢。

まず、通りそうな青として「そもそも死んでいない。死んだふりである」というものがある。
EP5でも死体でない者を死体と言ってはいけないということにはなってはいなかったというロノウェの台詞が有る。
自分一人で死んだふりをするのだから、他殺でも自殺でもなく、事故死でもない。

嘉音はもともと存在しないということになれば、だれかが嘉音に変装しているということ
こちらもその人物が死んだふりを行っているということなので、意味としてはさほど変わらない。
変装している人物は当ブログでは、その後に殺人を行っている紗音とする。


EP2 第二の晩
朱志香の部屋にて、嘉音は死亡。死体は部屋に残っていない。第一発見者は戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、紗音、熊沢、南條。

青字を撃つとしたら、やはり
「そもそも死んでいない。ここで死んだふりをして誰かに移動された」
「死んだという事にして、自分で移動してどこかに隠れている」
「他殺により死亡。死体はどこかに移動してある」

が通りそうである。紗音と源次は金蔵に会っていると言っていたが、全EPで金蔵は死亡しているため、アリバイ工作でこの殺人と移動の作業をやっていたということになる。

嘉音はそもそも存在しないということになれば、死体が無いためますます話は簡単で、嘉音として登場しないだけで筋は通る

その後、嘉音が現れたという描写がされるが、嘉音が存在する場合でも、そうでない場合でも、嘉音が現れたという事自体が嘘で問題ない。

EP3 第一の晩
連鎖密室の一部として、嘉音は礼拝堂で死亡。傍らに客室の鍵。

 他殺の復唱拒否については赤字が提出されていないので、
「紗音が射殺した後、礼拝堂の鍵を持って施錠した」
がまず提出出来る。他の共犯者が射殺した場合でも同様である。
 今回は死体は消えたという描写がないので、他殺の復唱拒否を仮に「他殺では無い」と解釈しても、他のEP同様に、
「そもそも死んでいない。死んだふりをしている。南條の検死は偽り」も提出出来る。

 同一人物の場合は、まず、「紗音として客室死んだふりをして、大人たちの第一発見を終えた後、嘉音として着替えて礼拝堂で死んだふりをする」
 もしくは「紗音として客室で死んだふりをし、嘉音の死体の確認は元々根回しした共犯者のみにさせる」でも可能だが、おそらくそうでない大人たちも確認しているため、最初の案の方が妥当。

EP4 第四の晩から第八の晩
 井戸のある庭にて。嘉音の死体は戦人に発見できなかった。

 別人の場合は「紗音が殺害した後井戸に捨てた」

 同一人物の場合は、特に何もない。生存者に嘉音は死んだ事にしろというだけ。言う事を聞かない場合は、銃をつきつけて脅迫する。
 
 以上のように、EP4までの情報では、別人でも解釈が可能である。
別人説としての根拠は紗音、嘉音のそれぞれが人数に数えられている事。同一人物の根拠としては戦人の前に紗音、嘉音の二人が同時に現れない事が大きく揚げられる。????によれば、ベアトリーチェは「最後の謎を出すために両腕を突き出したとき、右腕だけ下ろした」とのことで、この心臓の一部の謎がこれに該当すると推測する。
 
 出題編の結論としては、紗音と嘉音は「別人であり、同一人物でもどちらでも解釈可能」ということであるが、より詳細な考察については、EP6にまとめたい。
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偽書作家テスト EP4

今回は項目8.に真相という事で概要が書いてある。
別解については必ずしも読む必要はないので、飛ばしても構わない。

1.【食堂・6人殺し&5人幽閉】の犯人と方法は?

 紗音。ウィンチェスターで射殺。
 犠牲者は絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、源次。
 このタイミングで発砲したかは疑問が残る所ではあるが、ここから戦人が死体を発見するまでに殺した事は確かに言える。後に説明する熊沢と郷田は最初は狂言として参加しているそぶりがあるので、このタイミングで殺人をしたわけではないと言えるかもしれない。

 金蔵の名前を襲名したというよりは、碑文の謎を解いた事で当主になった事を示す指輪や黄金などを見せ、
戦人とミステリー的な狂言をしたいという説得により金蔵と認めさせた。
ここでは金蔵を右代宮家当主ととらえる。碑文の謎を解いた人物にだれでも当主が受け継がれるという告知から、紗音はこれに該当する人物であるとする。

 幽閉された人物は蔵臼、霧江、南條、紗音、嘉音。
落とし穴に落ちて幽閉するというくだりは、実際は単純に地下室には移動していない。
電話がある屋敷の中の部屋Xに移動しただけである。

 EP3から描写され続けていた九羽鳥庵という隠れ屋敷があり、そこには地下室があった。
繰り返しになるが、同時に、ここは絵羽が生還した場所でもあるとされている。
南條がこの場所を知っている事について、本人の証言もとれた。

 嘉音の台詞「魔女は気まぐれでなく、毎回考えて殺す」の台詞から、今回の人選についての意図について考えてみたい。次項の金蔵の孫たちヘの次期当主テストへ関連する内容となるが、これは孫たちにとって、家族もしくは恋人を一人殺し(譲治のみ二人)、見せしめとし、家族もしくは恋人を一人人質として残している。(朱志香は二人、真里亞は家族が一人しかいないため該当無し。別に説明項目を設ける)これは、当主テストを拒否する者がいた場合、これを脅迫の材料にして、強行させるつもりだった思われる。

 真里亞については魔女を信じており、本当に殺人が行われているか理解いるかも疑わしく、理解したとしても、母とともに自分もここで死ぬ事を納得済みなので、人質が必要ない。

 戦人に関して、留弗夫でなく霧江を残しているのは、戦人が霧江を理知的で客観的思考を持つ人物と捉えている描写が作品中に多くあり、この後の発言により信憑性をもたせるため。

※別解
地下室への幽閉のくだりは、実際に地下に行く事も部屋自体が存在するため可能。

2.【朱志香の私室・朱志香殺し、薔薇庭園・譲治殺し】の犯人と方法は?

 紗音。ロノウェもガァプも彼女である。
当主テストと称して二人を所定の場所に呼び出す。テストの内容は要約すると真里亞以外には「あなたは本当に私を愛していると説明出来ますか?」と取れる。順番は譲治が先、朱志香が後。

 狂言で呼び出しているにも関わらず、答えを聞いた後は「悪魔や魔女がやってきて自分を殺しに来たと戦人に電話しろ」と脅迫して殺してしまう。朱志香が譲治の死について知っていたのも、事前に殺していたから。朱志香については、一連の作業が終わった後、部屋をマスターキーで施錠する。離れた場所にも関わらず、朱志香が譲治が殺された事を知っていたのは、紗音がそう証言したから。

 譲治の当主テストの場所の薔薇庭園は、毎回譲治が紗音に婚約指輪を渡す場所であり、朱志香に対してのロノウェの台詞、
「…あなたはいとこの誰よりもこの屋敷について詳しくご存知だ。
テストなど無視し形振り構わずどこかに隠れて忍んだならきっと隠れきることも出来たでしょう。
その誘惑に耐えたあなたは賞賛に値しますよ」
(うみねこのなく頃にEP4「次期当主」より)
にも着目したい。

3.【屋敷の裏手と客室・嘉音&紗音&南條&蔵臼&霧江殺し】の犯人と方法は?

 紗音。ウィンチェスターで射殺。
井戸のある場所に移動する。嘉音の死体が発見されないことについては、紗音と別人の場合は、紗音に殺害された場合は井戸に死体を捨てた。紗音と同一の場合は、以後、戦人の前に嘉音として現れる事が無くなった。
その後、地下通路もしくは庭にて南條、蔵臼を殺し、霧江は客室へ誘導し戦人への電話をかけさせて殺害。

 紗音はベアトリーチェの衣装に着替えて、戦人に当主テストを行った後、また紗音の服に着替えて凶器消失のトリックを使って自殺。ウィンチェスターは偽装井戸の中に落とす。

 戦人に電話をかけて来たベアトリーチェは「知らない女の声だ」という描写があり、これを紗音がかけているとしたら紗音の声だとわかるはずでは?という議論が出た。同様に、紗音が変装をしているとしたら、戦人が一目見たらわかるはずでは?という事についても同様である。

 ここでは声については紗音の練習による演技、服装についてはメイクとカツラで再現したとする。外見については「うみねこのなく頃に」本文中に「女性は化粧するもの」といった表現が多発するため、それを手がかりとし、雨で戦人から遠い場所にあるため、精密に戦人が確認したため、大まかに似ていればこの場面では問題ないとする。声についても台風で雨風の音が激しいため、同様とする。

 補足であるが、声については紗音の声が声色を作っていて、魔女ベアトリーチェの演技が本人の地声に近い可能性もある。これは本ブログの筆者の主観であるが、日常で生活していて、仕事の時とプライベートで声色が変わる人も多いし、メイクや衣装でもともとの風貌と変わった印象になる場面も多いのではないかと思う。また、真里亞とベアトリーチェの交流が本文中で描写されており、このベアトリーチェが紗音だとするならば、口調や振る舞いを行う期間は充分にあったと言える。そして、ベアトリーチェも紗音もどちらも若い女性で、体格は普通である。年代や性別、体型を越えての変装でもない。しかし、それでも「変装を見破れないのはおかしい」それでも「変装を見破る可能性はある」というのは水掛け論なので、ここでは可能性や考え方の手がかりを提示して本ブログの結論としたい。

 ワルギリア「これは、この子の作ったゲームです。……あなたと勝敗を決めるための、ゲーム。……この子はそれを、ミステリーとファンタジーの対決のように呼んでいました。しかし残念ながら、本格推理とは一言も言っていません。即ち、十戒に則っているという保証はないということです。」
(うみねこのなく頃に散「????」より)


 EP5からノックス十戒や探偵宣言が登場するが、EP5の????でワルギリアが語っているように、「うみねこのなく頃に」でノックス十戒をすべて守っている保証は無い。ゆえに「ノックス第十条 手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず」は根拠として提出できないとする。

 EP7で碑文の謎を解いて右代宮家の当主となったヤスは、九羽鳥庵にいたベアトリーチェに声がそっくりらしいと熊沢が証言している。

※不採用案
 魔女ベアトリーチェの声は役者や声優に依頼した声をカセットテープに録音して、口パクで再生する。
カセットデッキの操作は真里亞が行う。こちらでも問題ないが、臨機応変な対応が難しいのではないのかということから不採用とした。この案を採用した場合、議事録のカセットデッキでとろう、と言った部分が伏線になっている事になる。


4.【園芸倉庫・郷田&熊沢殺し】の犯人と方法は?

 紗音。郷田、熊沢に狂言で自殺死体を演じさせ、シャッターを内部から施錠して密室を構成。
もともと郷田に渡していた鍵は園芸倉庫のとは全然違う鍵に園芸倉庫のタグをつけたもの。
本物の園芸倉庫で解錠し、ウィンチェスターライフルで撃ち殺した。その後同じ鍵で施錠して、鍵を持ち帰った。


5.【客間・真里亞殺し】の犯人と方法は?

 真里亞の自殺。紗音の用意した毒薬を飲んだ。
死後の目を閉じるなどの作業は紗音が行った。


6.戦人の罪とは?

 6年前に紗音に「白馬に乗って迎えにくるぜ」と行って、結果今日まで来なかった事。

 EP1からEP4までの推理から、ベアトリーチェは紗音であるということが本ブログでの結論となった。
EP3の紗音の戦人に関するエピソード「そうですね。……確か、お帰り際はこう仰っていました。“また来るぜ、シーユーアゲイン。きっと白馬に跨がって迎えにくるぜ。”」と、6年前に戦人が紗音を意識していた、彼女が自分の初恋だったという描写がある。これはさらっとした表現に騙されがちだが、戦人と紗音の間にはここで語られる印象以上の交流が会ったのかもしれない。

 EP1からEP4の全ての話で事件の主犯は紗音であるということになった。彼女はすべてのEPで譲治と10月4日に婚約するが、EP2の夏妃部屋、EP3でも紗音が譲治の殺人を行っているという本ブログの推理では、譲治よりも戦人の方に強い執着があったとしたい。

7.ベアトリーチェの問い「私はだぁれ?」の答えは?

時間指定でセットしておけば六軒島を全て破壊する能力のあるトラップX。
具体例は爆弾。

8.EP4のゲーム盤の真相は?

今回の共犯は戦人以外の全員。
しかし、今回もEP3と同様に結果的に殺している。

時系列的には、
蔵臼、霧江、南條:電話のある部屋Xに移動

郷田、熊沢:いとこ部屋に移動

絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、源次、紗音、嘉音:睡眠薬を飲ませておくなどして、死んだふりをさせた後、紗音により絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、源次殺害。

紗音、嘉音:電話のある部屋Xに移動

霧江:いとこ部屋に電話をかける

郷田、熊沢:園芸倉庫に移動。狂言用自殺死体の準備

譲治:当主テスト。薔薇庭園で紗音に殺害される。

朱志香:当主テスト。朱志香の部屋で紗音に殺害される。

嘉音:紗音と別人の場合はこのタイミングで紗音に殺害される。死体は井戸の中へ。紗音と同一の場合は特に何もない。霧江に嘉音は死んだ事にしろと言うだけ。
蔵臼、南條:紗音に殺害される。
霧江:客室で戦人に電話後、紗音に殺害される。
紗音:魔女の衣装に着替えて屋敷のバルコニーへ。真里亞、戦人に電話。

真里亞:当主テスト。屋敷の食堂に移動。自殺のための薬を服用。

戦人:当主テスト。屋敷玄関に移動。

紗音:真里亞の目を閉じる、手を前に置くなどの作業。

紗音:郷田、熊沢の殺害。

紗音:紗音の衣装に着替えて井戸の近くで凶器消失トリックにて自殺。ウィンチェスターは井戸の中へ。

戦人:現場の捜索。

なお、これは当ブログでの方法を採用した場合の時系列なので、別解が一つでも入った場合は要再考とする。

9.縁寿がマルフク寝具店で発見したものとは?

さくたろうのぬいぐるみ。
さくたろうは市販品で、同じ物がたまたまこの場所にあったのか、楼座や真里亞の遺品がおいてあったのかは不明。遺品であった場合、当時6歳であった縁寿が回収している気がするので、ここでは市販品がたまたまあったという考えを採用する。

10.12年後の六軒島で行われた、縁寿と須磨寺霞一派の戦いの真相は?
縁寿の七姉妹での攻撃は天草の銃での攻撃。須磨寺霞一派の攻撃は描写されたまま。
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梅沢 菜摘

Author:梅沢 菜摘
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