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ボトルメール考察

 ボトルメールついては、ひとことでいうと「犯行計画書」だと思っています。あくまで犯行計画書なので、犯人の計画が、計画通りに進行している体裁で書かれているという事です。「犯行記録」でなく「犯行計画書」を元にした小説だという事に着目して下さい。

 よく、「うみねこのなく頃に」の推理をしているプレイヤー間で変装が見破れないのがおかしいとか、死体の匂いに気がつかないのはおかしいとか、銃声は音がとても大きいためで気がつかないのはおかしいとか、そういった事が議論になる事があります。私はそれを、主犯であるヤスが気がつかなかったとしています。竜騎士07先生自身も、「雨で濡れるという概念がないのはおかしい。女性だったら、台風の中でなにかしたら化粧も落ちているはず」と「最終考察 うみねこのなく頃に散」でおっしゃっています。EP1の終盤から、「うみねこ」のお話は完全な客観ではないことは示されているので、それを手がかりとした一つの推理と捉えていただいて構いません。
 もちろん、この犯行計画書を元に実際に連続殺人行ったら、変装は見破られてしまうかもしれませんし、犯人を言い当てられて警察に突き出されてしまうかもしれません。用意していたミステリーのお約束のトリックでは、実際に人は死なないかもしれません。しかし、それらを理由に書く事をやめてしまったら、犯行計画書はいつまでたっても完成しないのです。そして、ひとつひとつのEPを細かく検証して行くにつれ、ヤスが本気で計画しているように私には感じ取れました。これは、私の自分自身の考察をもとにそう考えたので、考察の内容によって、ヤスやベアトリーチェに対する感情の違いで変わってしまう、極めて主観的なものだと思います。

 計画と実際がちがうというのはよくある話で、ひとつたとえ話をしたいと思います。題材として、封筒を選びます。設計図の段階で問題なかったとしましょう。設計の段階では一般的なコピー用紙に印刷紙、無事組み立てる事ができたとします。しかし、実際に商品として使う専用の紙に印刷をしたときもう一度確かめる必要があるはずです。紙の厚さ、本当に組み立てられるのか?インクの色、紙と同化しないのか?糊で貼付ける。本当に張り付くのか?組み立てた事による誤差、厚みで字が内側に入って見づらくなっていないか?中に自分の入れたいカードなどが本当に入るのか? 考えれば判る事と、実際にやらないと判らない事があるはずです。また、実際にやったことの二次的な作用で、想定しない不都合が起こりうる可能性もあります。
 これを、ボトルメール、私の説でいうところの犯行計画書として捉えた時も、考えれば判る事、実際にやらないと判らない事、想定しない事、準備で出来る事には限界があると思います。
 例えば、爆弾の火薬が生きているか、本当に爆発出来るかはEP2の祠の鏡を割るくだりで検証出来たとEP7で語られていますが、EP2の凶器消失トリックで本当に人が死ぬかは実験ができないはずです。変装についても、別の人物に見破れなかった変装が、戦人に見破れないとは実際に行わない限り判りません。しかし、EP7のクレルとウィラードの対話を見る限り、彼女はそれをもって良しとしているのです。

 また、爆弾のことは検証出来ているので、ある程度の不都合は爆弾の爆発によりカバー出来ると考えていたのかもしれません。


 そして、実際のボトルメールを我々はサウンドノベルで読んでいる訳では無いという事。作中でボトルメールのそのものの文面は登場していないはずです。各EPの内容はどれも膨大であり、とてもワインボトルの中に入れる内容だとは思えません。30ページくらいの大学ノートに入るくらいがせいぜいなのではないでしょうか。
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